病院や頭痛外来そして様々な治療院など、今まで色々な治療を受けそれでも偏頭痛に悩む。
そんなあなたらなご存知かもしれませんが、念のために偏頭痛について説明させて頂きます。

偏頭痛(片頭痛)とは

頭痛の種類はさまざまです。

2013年に発表された国際頭痛学会の分類では、約350種類もの頭痛があります。
この多くの種類の中で、原因となる他の病気がないのに繰り返し起こるいわゆる『慢性頭痛』や『頭痛持ち』に該当するものは一次頭痛に分類され、【偏頭痛】はこちらに分類されます。

この一次頭痛以外。すなわち、何らかの病気が原因で起こる頭痛は「二次性頭痛」に分類され、頭部の外傷によって起こるもの、登山や潜水によるものなど、いろいろなタイプが含まれます。中でも注意したいのが、くも膜下出血や髄膜炎といった、命にかかわる病気が原因の頭痛です。

今までに経験したことのないほど激しい突然の頭痛、高熱や嘔吐、項部硬直(首を動かしにくい状態)を伴う頭痛の場合は注意が必要です。

偏頭痛は20~40歳代の女性に多くみられ、強い痛みにより日常生活に支障をきたす人もいます。
その詳しいメカニズムはまだ解明されていない部分も多いですが、脳の血管拡張により周囲の三叉神経が刺激されて頭痛が発生すると考えられています。

この血管の拡張に関連するとされているのが、セロトニンという神経伝達物質で、頭痛が起こる前兆としてキラキラした光が見える、こめかみから目のあたりにかけて痛む、脈に合わせてズキンズキンと痛む、めまいや吐き気を伴うなどが特徴的な症状で、偏頭痛が起きる数日前や数時間前から、生あくび、イライラ、空腹感などの体調変化を感じる人もいます。

偏頭痛を引き起こす要因としては、ストレスをはじめ、急激な気圧や気温の変化、騒音や人混み、睡眠不足や睡眠過多などが挙げられ、特定の食品がきっかけとなるり偏頭痛を引き起こす場合もあります。

また、アルコールは血管を拡張させることで、偏頭痛を誘発すると推測され女性の場合は、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が低下する排卵時のほか、月経(生理)の数日前から月経期にかけて起こることもあります。

整体やカイロプラクティックなど手技療法が対応可能な頭痛は?

繰り返しになりますが頭痛には一次性頭痛と二次性頭痛があります。
緊張型頭痛や偏(片)頭痛、群発頭痛が一次性頭痛にあたります。
二次性頭痛は、病院でも外科的なものです。

なので私たちが改善のお手伝いをできるのは一次性頭痛ということになります。
もしあなたが病院の検査で異常なしといわれた場合一次性頭痛と理解してよいでしょう。

一般的な頭痛の症状

緊張型頭痛は、頭の横から首や肩の筋肉の緊張から発生する頭痛です。

症状は、頭全体がしめつけられるように痛いという方が多く、目の疲れや倦怠感がます午後から夕方に後頭部から首筋ギューッと痛くなる方が多いです。

偏(片)頭痛は、脳の血管が広がり頭痛が発生します。

症状は、閃輝暗点(目のチカチカ)や脈打つ痛み、こめかみから目のズキズキした痛み、頭の位置を変えると痛みが増すなどが特徴です。

吐き気、嘔吐、下痢などの随伴症状というのもこの頭痛のみに起こるとされています。

ストレスから解放されたときに、発生する人が多いといわれており、週末、寝すぎ、寝不足、女性ホルモンのバランス、空腹、疲労、光や音の強い刺激でも発生することがあります。

群発頭痛は、頭の片側だけ、目の奥の激痛や目の充血や鼻水が止まらないなど副交感神経が優位の反応をともなう頭痛です。

群発期と言われる1~2か月ほど毎日起こる時期があること、夜間・睡眠中に起こること、症状が1~2時間ほど続く、半年から2年おきに群発期があるなどの特徴があります。

一次性頭痛に共通するある特徴は

頭痛になりやすい姿勢は、主に首や肩の筋肉に負担がかかり血行が悪くなる不良姿勢です。

長時間同じ姿勢でいること、スマートフォンやパソコンの使用での首の角度、長時間座りっぱなしで作業をしていることで猫背やストレートネックや頭部が前に突き出す姿勢です。

これらの姿勢にプラスして筋肉量が少ない筋力が低下しているなどの要因をもつ頭痛患者さんが当院では多く見られます。

当院では、偏頭痛や頭痛でお悩みのあなたには、まずは負担になる首や肩の筋肉を弛めて姿勢を正しい状態に調整して筋肉を使わせて筋力をアップさせるという施術計画になります。

気になる事や質問などはお気軽にお問合せください。

投稿者 oldmusashino

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