最近ツイッターでつぶやかれた「トイレットペーパー三角折り」の投稿が大きな話題になっています。
このトイレットペーパー三角折りは不衛生だ、いやマナーの一つだという議論が以前も話題になっていました。
こちらのサイトが今回の詳しいいきさつを説明しています。
https://www.j-cast.com/2017/06/10300253.html
こういったネットニュースは後で見られなくなる事も多いので、簡単に説明するとこんな内容です。
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病院のトイレで、「トイレットペーパーを三角折にしないでください」と書かれた貼り紙が掲示されているとツイッター上で報告があった。
なぜかというと、用を足した後の手を洗う前に、トイレットペーパーを折ると、便中や尿中（感染している場合）の細菌などの微生物が付着し感染する恐れがあるから。
この投稿がきっかけで２万３０００以上リツイートされて、おおきな注目を集めた。
実際に衛生用品の開発・製造を手がける会社に、この件について意見を聞いたところ、張り紙の内容は正しく、とくにノロウィルス（食中毒）の感染がとくに脅威になるということです。
といった内容がメインです。
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このニュースで、重要なことは、この張り紙が掲示されていたのが病院の患者さんや見舞客が使うトイレということ。病気で自己免疫力が落ちている人がいる場所であることです。
そして、トイレで用を足した後はきちんと手洗いをすることです。
このニュースやSNSを見て、すぐに三角折りが不潔だからやめた方が良いと考えた方は、すこし慌てすぎかなと個人的には考えます。
ペーパーを折ることの良し悪しより、手洗いをきちんとおこなえば感染予防になりますし清潔ですよと、伝えることが本当は大切な情報発信だと私は考えます。
以前予防歯科の大切さをブログで書きました。
自分の身体を健康にすることは、あなたに関係する家族や友人も元気にすることになると、私は患者さんに話しています。
今回のトイレットペーパーの件も、あなたがきちんと感染予防のために手を洗えば、それだけで２次３次感染を防ぐことになります。その点をもっと伝えて欲しいな。
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元々トイレットペーパー三角折りは、アメリカで消防士さんが素早く用を足せるようにと考案したものだそうです。
日本では帝国ホテルが、昭和３０年代にはじめたそうで、トイレ掃除が完了したという合図として全国に広まっていったみたいですね。
当院でも、トイレ掃除を済ましたあとに三角折りをします。 その時だけですので不衛生ではないと思います。
お越しの患者さんにも尋ねてみよう。
身体の事について考えるよいきっかけになりそうです。
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